戦隊モノVS 40年前のトラウマ

村橋ゴロー

皆さん、いや、パパさんママさん観てましたか? 『ルパパト』。正式には『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』という、恐ろしくタイトルの長い戦隊モノを。ウチの4歳児くんも他のキッズ同様、どハマりしていました。

で、他のパパ同様、ボクも子どものころ、戦隊モノにハマってるいました。『ゴレンジャー』に『サンバルカン』に『バトルフィーバーJ』。ウチの息子が「ルパンレッド!」なら、40年前のボクは「バトルフランス!」ですよ。

さて、ここで重要なのがおもちゃ。戦隊モノは4〜5体のメカが合体して最強ロボに変身するのですが、昔、これが欲しかった。でも買ってもらえなかった。頭・胴体・腕・足部分が合体し、それら単品でも昔、売っていました。でも当時の子にも男の子たちの夢は、全部が入っている「DXセット」。ボクも親にねだりましたが、当然買ってもらえない。じゃあということで「単品なら買ってあげるよ」と。「でもそれじゃロボにならない!」と言うと、「毎月1個ずつ買ってあげるから。それ集めれば合体あそびできるだろ?」と説得され、最初に脚部分を買ってもらえたのでした。

ここでお気づきだと思いますが、「毎月買ってやる」なんてのはただの口約束で、翌月は買ってもらえませんでした。タイミングも悪く放送も終わったのか、ほどなくするとおもちゃ屋からもそのシリーズは姿を消したのでした。

で、何が残ったかというと、その「足」ですよ! 約束を反故にされたボクは、甲斐甲斐しくもその「足」だけで遊び続けたという。

そして40年の月日が経ち、ボクも人の親に。その息子が奇しくもボク同様、戦隊モノにハマったと。やがて去年のクリスマス時期に。

ボクは「ルパレンのロボセットをサンタさんにお願いしてやるよ!」と言い切りました。

〝NO MORE 足あそび〟

ほんとタトゥーでも入れたいぐらい、いやあ、40年経っても幼少期のおもちゃの恨みは恐ろしい。息子にあんな悲しい思いはさせたくないと、ボクは「ロボ」をサンタさんにお願いしようとしたのです。すると……

「ぼく、ろぼいらない。へんしんするやつがいい」

えっ⁉ お前、自分が何言ってるのかわかってんのか? ロボだぞ⁉  DXセットだぞ? いっちゃんいいやつだぞ!

「ぼく、ろぼいらなーい」

いや、欲しーーー!

オレがロボ欲しーーー!!

40年前の恨みを晴らさせてーーー!!!

はい、写真はサンタさんがくれた「へんしんのおもちゃ」と、それをニューブロックでボクが作ってあげたやつです。

ちなみに『ルパパト』の次は、『リュウソージャー』が始まるそうですね。

「ぼく、つぎは、りゅうそーじゃーのろぼがほしいんだよ」

 

40年前のトラウマを、どうやら払拭できそうです。

この記事を書いた人

村橋ゴロー

ライター・コラムニスト

72年生まれ・東京都出身。ややあって今に至る。自身の3年に及ぶ妊活奮闘記を綴った『俺たち妊活部』が、絶賛発売中!
その他、『日刊SPA!』や『itmama』、『ハフィントンポスト』では、子育てコラムやあれやこれやを連載中。また千原ジュニアさんやロンブー・田村淳さんら多くの芸人さんの著作の構成を手掛けてます。

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